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WordPress(ワードプレス)のデメリット

今でこそ、随分メジャーになったWordPress(ワードプレス)ですが、リアライズがホームページ制作に取り入れた2012年にはまだまだ知られておらず、私たちがWordPressをお勧めしても「普通ので作ってください」と言われました。普通のとは旧来型のHTMLで構築されたWEBサイトのことです。

しかしながら、現在のホームページ制作事情はかなりWordPressが占めており、恐らくですがネットショップを除けば中小零細企業及び店舗のホームページの8割以上がWordPressで作成されていると思われます。また、大手企業もWordPressを使ったホームページにシフトしつつあり、シダックス株式会社、セーラー万年筆株式会社、フマキラー株式会社、大王製紙株式会社、株式会社ワークマン、株式会社ZOZO、RIZAPグループ株式会社、ヤマサ醤油株式会社、などの上場企業がWordPressでホームページを制作しており、この流れは益々加速するものと思われます。

とはいえ、WordPressにもメリット、デメリットがあり、必ずしもWordPressが万能であるとは言い切れません。

まずメリットですが、一番は「更新が簡便でスマートフォンからも記事を書くことが出来る」ということでしょう。旧来型のHTMLサイトはスマートフォンから更新するというのは非常に大変であり、現実はパソコンじゃないとまず不可能、しかも、WEBサーバー接続のためのftp情報が必要になり、更新した記事をアップロードするにはFFFTPなどのファイル転送ソフトを使う必要があり、誰でも簡単にというわけにはいきませんでした。その点、WordPressであればアメーバブログやFacebook、ツイッターのように記事を書いたら管理画面の中からアップロードするだけでリアルタイムで記事が更新されます。旧来型のHTMLサイトですと、企業や店舗によっては制作会社に記事をワードやメールで送り、それをアップロードしてもらうということもあったかと思います。当然、そうなると、いくら企業や店舗が記事を急いで書いたところで頼みの綱はホームページ制作会社であり、たまたま制作会社が休みであったりすると、せっかくの記事をスピーディーに仕上げてもサイトに掲載されるのは数日後なんてことが現実的によくありました。これでは大切な商機を逃してしまうことにもなりかねません。

リアライズではそうならないために、新着情報やブログの更新は原則クライアントにお任せしています。ホームページのカスタマイズや修正はこちらで行いますがブログの記事更新は書き方を実際に店舗、企業にお邪魔してレクチャーします。あまりパソコンに詳しくない方だと私に記事の更新が出来るかしらと不安になられますが、過去に出来なかった方は一人もおりません。そればかりか、こんなに簡単なのと驚かれることが殆どです。

このほかにもメリットはたくさんありますがとりあえず今回はデメリットの話をしたいと思いますのでメリットについしては割愛させていただきます。

では、デメリットですが、このデメリットに関しても実は複数あり、一概にこうとはいえませんので、いくつかあげます。

WordPressでサイトを作成する際のデメリットですが、表示速度がどうしても遅くなりがちです。旧来型のHTMLサイトというものは語弊があるかもしれませんが、極めて原始的なWEBサイトの作り方であり、表示速度はWordPressと比べると圧倒的に速いです。これは画像のサイズを出来るだけ小さくするとか、不要なスクリプト(コンピュータ言語)を整理する、エックスサーバーやさくらインターネットの高速サーバーを利用するとかして表示速度を速くするしか方法はありませんが、やはり限界はあります。WordPressとHTMLで見た目がまったく同じホームページを作った場合、WordPressのサイトがHTMLのサイトよりも速く表示されるということはありません。ここは速く表示できる施策をするのはもちろんですが、あとは妥協するしかありません。もっとも、最近はスマートフォンは4G LTEは当たり前、パソコンも光回線ですから以前のようにWordPressのサイトを開いてもストレスを感じるとということはあまりなくなりました。

そして、今回取り上げるデメリットですが、それはとにかくWEBサイトが壊れやすいということです。WordPressというのはPHPというプログラム言語を使ってサイトが構築されています。PHPについては制作者以外、あえて覚える必要はありませんが、このPHPが厄介なのです。PHPというのものは常にバージョンアップを繰り返しています。バージョンが上がるタイミングは様々ですが、外部からのハッキングに対して脆弱性が見つかったり、WEBシステムを動かすうえで何か不具合が見つかったりするとバージョンが上がります。元々のPHPで普通に表示されていたWordPressサイトがPHPのバージョンが上がった途端、サイトが表示されなくなってしまったというご相談をよく承ります。厳密にいうと、これは破損ではなく、PHPのバージョンエラーであり、PHPを元のバージョンに戻すか、或いは最新のバージョンに適合するようにサイトのコードを少し修正すると直ります。

そんなことを言われても、やはりホームページ運営の当事者は自社のホームページが映らなくなってしまうと大変焦ってしまいます。特に集客の手段の大半がホームページ経由であったりすると、サイト表示のエラーは死活問題です。

そこでリアライズでは現在WordPress修復・修理を専門に行う「WordPress救急隊」を立ち上げました。WordPressで作られたサイトの修理は是非弊社にお任せ下さい。ご依頼いただきました修理依頼は今年は100%解決しています。なお、WordPressと同じCMSであるMovable Type(ムーバブルタイプ)ですが、こちらは修理対象外です。

WordPress救急隊公式サイトはこちら
https://www.wp-119.com

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