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SEO対策用のソフトについて

最近はSEO対策という言葉も随分浸透し、ホームページの打ち合わせに行くと担当者からSEO対策について質問をされることが多くなりました。

とはいえ、私の回答は決まっており、「コンテンツを充実させることです、ホームページはグーグルのためにあるのではなく、画面のその向こう側にいる人のためにあるのです、情報を欲している人に喜んでもらえる内容のものをひたすら制作すべきです」、これに尽きます。

こんなことを言うとポカーンされることがあります。何か特殊なソフトがあり、そのソフトを起動することによって検索順位も大きく上がる、そんなことを想起されてる方もいらっしゃいます。

確かにグーグルのグーグルアナリティクス、グーグルサーチコンソール、キーワードプランナーなどSEO対策に有用なソフトというものも世の中には存在しています。

しかしながらそのソフトを利用したからといって検索順位が上がるわけではなく、一般的にSEO対策系のソフトとはどういうキーワードで検索されているのかを知り、そのうえで文中の文字数からキーワードの使用頻度を計測して、適切な使用か、或いはキーワードが少なすぎる、若しくは過剰過ぎるかを判断しているに過ぎません。

実はキーワードの使用頻度についても注意が必要です。一般的にSEO対策に有用なキーワードの使用割合は3%程度、つまり2000文字の記事であると60回ぐらいが適切と言われていますが、実はこれも曖昧で、生身の人間に読み聞かせるように2000文字の記事を書いた結果、意図せず挿入したキーワードは100回であったというのであればそれは全然アリだと思いますが、結果として20回しか使わなかった、でも文章としてはごく自然に読める、それであればキーワードの使用回数が少なくてもまったく問題はありません。

無理して60回使おうと思って書く必要はなく、それよりもパソコンやスマホの前にいる人がこの記事を読んでいったいどう感じるかの方がよっぽど大切であり、60回にこだわった結果、明らかにSEO対策を意識した不自然な文章であればそれは本末転倒だと思います。

以前も書きましたが、人気のゲームソフトや本体機器などを扱っているお店の場合、ホームページの出来そのものはあまり関係がなく、検索順位が一番目のお店から商品は売れていきます。特にメーカーの希望で商品の販売価格が決められている場合(厳密にいうとこれは独占禁止法違反ですが)、検索順位だけが販売数に影響するといっていいでしょう。

では、まったくキーワードの使用を意識しなくていいのかといえばそんなことはありません。普段業界内で使っている言葉でも一般の人にはなじみが薄い言葉があります。そういう言葉の場合はかみ砕いて説明する必要があります。これも厳格にどれくらいという基準はありませんがよく言われるのは中学2年生くらいから偏差値が真ん中ぐらいの高校に通う高校生に通用するレベルで書くとよいと言われます。専門家の貴方は知っていて当然かもしれませんが、その職種に携わっていない人には専門用語を使いつつも、その専門用語を平易にして分かりやすく説明してあげる親切さが必要です。例えば唐突にマリトッツォと言われたところで私にはなんのことか分かりません。サイトに掲載されているマリトッツォの写真を見て、説明文を読んではじめてそれが洋菓子の一種であると分かります。もしかするとケーキ屋さんで働いている人や甘党の人には知っていて常識なのかもしれませんが事実私は今日の今日まで知りませんでした。しっかりと知らない人のために説明をしてあげるユーザビリティを意識すべきだと思うます。それが結果としてSEO対策に繋がります。

また、「板金」と「鈑金」、「外構工事」と「外溝工事」などあまり意識をせずに使っている場合があります。自動車の整備工場などの場合、○○鈑金株式会社と看板に記載されていても契約書などには「自動車の板金塗装」と書いてあることがあります。これもいったいどっちなんだよと思いますが、こういうところもサイトに訪れた人には説明する必要があると思います。

要はSEO対策を強く意識過ぎて、フラットな状態の人間が読んでなんだかおかしな文章だなと思ってしまうのは避けるべきです。

これとはまったく反対でインターネットの場合、純文学のようなくどすぎる表現もあまり芳しくありません。スパっと言い切るぐらいの明快さが読み手には一番受け入れられると思います。練りに練って素晴らしい文章を書いたつもりでも読むのが疲れてしまったらもうその時点でそのお店の商品は買う気がなくなります。

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