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5.122025
成果を出すためのワークフローとレイアウトの考え方
ホームページ制作って何から始める?成果を出すためのワークフローとレイアウトの考え方
「ホームページを作りたいけど、何から始めればいいのかわからない」
「プロに頼めば見た目が整うんでしょ?」
そう思っていませんか?
実は、ホームページ制作には明確な「設計」と「段取り」があり、ただ見た目がキレイなだけでは成果につながりません。
今回は、宇都宮市で企業・店舗のWebサイト制作を手がけるリアライズが、制作の現場で大切にしている「ワークフロー(制作の流れ)」と「レイアウト設計の考え方」についてわかりやすくご紹介します。
Step1:ホームページ制作の流れ(ワークフロー)
リアライズでは、ホームページ制作を以下のような4つのフェーズに分けて進めています。もちろん、ご不明な点がございましたら専門用語を使わず、丁寧にご説明いたしますので遠慮なくお申し付けください。
1. 企画フェーズ
・ヒアリング(目的・課題・ターゲットなど)
・競合調査
・サイトマップ(構成案)の設計
・KPI(達成すべき目標)の設定
この段階で最も重要なのは、「誰のために、どんな成果を出すために作るのか」を明確にすることです。
ホームページと一口に言っても、その用途はさまざまです。
たとえば「売上アップを目的とした販促サイト」と、「会社案内を目的としたパンフレット代わりのサイト」では、構成もデザインも大きく異なります。また、企業や店舗によっては「とにかく人材を確保したい」というニーズから、求職者向けの採用サイトを作成するケースもあります。
目的があいまいなまま制作を進めてしまうと、「誰のための、何のためのホームページなのか」が不明確なまま完成してしまい、結局“あるだけ”の存在になってしまいます。
さらに、ユーザーが個人ユーザーか法人(商社・工場・自治体など)かによって、デザインや導線も変わります。BtoC(個人向け)ならスマートフォンでの閲覧が前提となるため、スマホファーストな設計が不可欠です。一方でBtoB(法人向け)であれば、しっかりとした情報設計とパソコンでの閲覧を意識した構成が求められます。
そして、売上アップや採用を目的とする場合は競合他社のリサーチも不可欠です。
似た業種の中で、自社サイトが魅力的でなければユーザーは他社に流れてしまいます。そのため、業界内でのポジショニングを見極めたうえで、勝てるサイト戦略を練ることが大切です。
2. 設計フェーズ
・ワイヤーフレームの作成(レイアウトの骨組み)
・カスタマージャーニー(ユーザーの導線)設計
・必要なコンテンツの洗い出し
設計フェーズで最も大切なのは「情報設計」
ホームページ制作において、まず優先すべきは見た目よりも「情報の設計」です。
というのも、デザインや色使いなどのビジュアルは制作の後半でも調整できますが、情報設計はサイト全体の“設計図”であり、ブレてはいけない土台だからです。
ここが曖昧なまま進めてしまうと、たとえデザインがどんなに美しく仕上がったとしても、「中身がスカスカで誰にも刺さらないホームページ」になりかねません。ユーザーにとって価値が伝わらず、検索エンジンからも評価されず、結果として“存在しているだけ”のホームページになってしまうのです。
だからこそ、私たちリアライズでは、ワイヤーフレームや構成案の段階で、「どの情報をどの順番で見せるか」、「ユーザーはどのようにページ内を回遊するか」、「CTA(お問い合わせや応募)までの動線はどう設計するか」、といった情報の組み立てを徹底的に詰めていきます。
情報設計の段階で方向性がしっかり定まれば、その後のデザイン制作やライティングもスムーズに進み、結果として成果につながるサイトへと近づけることができます。
3. 制作フェーズ
・デザイン制作
・コーディング(HTML/CSS/JavaScriptなど)
・WordPress等のCMS実装
企業のブランドイメージや目的に合ったビジュアルと動線を、技術的に実現していきます。
4.運用準備フェーズ
・テスト公開
・本番公開
・SEO設定・SNS連携・アナリティクス導入
公開後も成果を出すための運用を意識した設計が重要です。
Step2:成果を出す「レイアウト設計」の考え方
レイアウトと聞くと、「デザインの配置でしょ?」と思われがちですが、実はそれ以上に大事なのは情報の伝え方です。
ユーザーにとって見やすく、理解しやすいか?
たとえば企業サイトの場合、最初に来訪者が見るのは「メインビジュアル」と「キャッチコピー」。そこで離脱されないよう、誰に向けて・何を伝えたいのかを明確にし、それに基づいた配置を行います。特にプロの制作者が制作したホームページと素人の方が制作したホームページとの大きな違いはメインビジュアルやバナーのデザインに大きな差があります。
リアライズでは1ピクセルまでこだわって画像を制作いたしますのでご安心ください。
視線の流れを意識する
人は左上から右下へと自然に視線を動かします。
その流れに合わせて、
・見出し(H1~H2)
・画像
・CTA(ボタン)
を配置することで、無理なく目的の行動(問い合わせ・購入など)につなげることができます。
モバイル対応(スマホファースト)も必須
今や個人向け商材の8割以上のアクセスがスマホからです。モバイルでの見やすさ、タップしやすいボタンサイズ、スクロールの流れなども考慮してレイアウトを調整します。また、スマートフォンといってもデバイスのサイズやandroidとiPhoneとでは微妙に見え方が違いますので実機を使ったデバイスチェックも欠かせません。リアライズではパソコン上でのシミュレーターはもちろん、android、iPhoneの実機を用いて機動チェックします。
リアライズがホームページを作るうえで大切にしていること
私たちは単に「キレイなホームページ」を作るのではなく、クライアントの目的を達成するWebサイトを制作しています。
そのために必要なのが、
・丁寧なヒアリング
・的確なワークフローの設計
・情報設計と導線設計に基づいたレイアウト
「とりあえず作る」ではなく、「成果につながるホームページ」をお求めなら、リアライズにご相談ください。
おわりに
ホームページ制作は、見た目だけでは判断できません。
正しい設計・工程・意図のあるレイアウトが揃って、初めて「ビジネスの武器になるWebサイト」が完成します。宇都宮・栃木エリアでホームページ制作をお考えの方は、ぜひ地元企業のリアライズまでお気軽にご相談ください。宇都宮近郊であれば当日のお打ち合わせも可能です。リアライズでは対面を重視し、お客様とのコミュニケーション作りをもっとも大切しております。また。無理な営業は致しませんのでご安心ください。